2018/03/30
美容業界専門のデータ分析屋として、
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本題に入ります。
で自社Web予約が経費削減につながることを書きましたが、その時に少し触れた「来店サイクルの安定につながる」という使い方についてもう少し詳しく書きます。
大手集客サイトを脱却後に「来店サイクルが安定」している事も書きましたが、それと仕組み的には同じかなと思っています。次回予約も近いと思います。
やはり「多くの新規客が、好きなように即時Web予約を集客サイトからとること」は「常連さんの行きたい予約日時を先に奪ってしまう。」事になっているということです。それで、1週間・2週間と次の来店が遅れてしまう。
よく「店長・トップスタイリストは、新規のWeb予約は受け付けておりません。」という掲載も見ますが、これが良い例で「常連を最優先したいから」こういう対応をしているわけですね。
もちろんデビューしたばかりとか、まだまだこれからという時はできるかぎり多く新規でも入ってほしいという気持ちはあると思いますが、そこを敢えて「常連さんがよく予約してくれる時間帯は確保しておいて、他の空き時間になりそうなところに集客サイトからの新規のWeb予約が入ってくるように誘導する。」という方がリピート率アップ・来店サイクルアップにつながっているんです。
失客の理由の一つには「行きたい時間に予約できなかった。」という声もあります。その声を、多くの常連さんのために考えていただきたいです。
自社のWeb予約は、主には常連さんのための仕組みなのでリアルな空き状況をお知らせするべきです。そして自社のWeb予約は、お客様に「次回も当店にぜひご来店ください!」というご案内ができます。弊社製品で言うなら「来店サイクルに応じた自動来店促進メール」ですね。
ちなみに以前から何度も書いていますが、、集客サイトのWeb予約した後のメールは、「また当サイトで色々な美容室を探してご利用くださいね!」という目的のメールです。。
集客サイトのWeb予約ページに「常連のお客様の予約を優先させていただいているため、こちらのサイトでは予約日時を制限しておりますのでご了承ください。」という一文って載せちゃダメですかね?
「常連のお客様の予約を優先するため」
って、そのサロンの価値が上がるような気がするのですが。