年代が、違えば集客も違う。
このシリーズまとめます。田中優勝です。
という方
プロフィールを。美容サロンの皆様の
リピート集客サポーターと名乗っております。
カンタンに言うと、色々とやっている美容室・美容院・ヘアサロンのポスレジ(POSレジ)屋さんです。
これまで3回連続で書いてみましたが、改めてざっとまとめます。ポスレジメーカー営業マンの客観的な戯言とでも思って読んでみてください。
。
2000年の美容バブルをリアルに知る世代
「やれと言われたらやれ!理論理屈は二の次!」「上司が白と言ったら、カラスも白だ!」「寝ずにやれ!」「技術は教わるもんじゃない。見て覚えろ!」「お金は後でついてくる!」そんな厳しいド根性時代の下積みを経て、華やかな活躍・成功を夢見て必死に努力した結果、「美容バブル」の恩恵を多大に受けた方も多くいらっしゃったのでは?
集客においては「美容師ってスゴい!」と言われる時代にスタイリストとして活躍していたら「黙っていてもお客様は来る。」「特別な技術・サービスなんだから、料金は高くて当たり前。」「声かければモデルはすぐ集まる。」そんな事を経験された方もいらっしゃったのかも?その後、当時の思いを引きずってしまい、集客・採用・育成等の「経営」に関する変化に対応できず失敗してしまった例もあるのではと思います。もちろん、当時から本当に努力されて、お客様の信頼を勝ち取り、変化を経営に活かし、今も活躍されていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。
。
そして今後も、集客サイトだ・スマホだ・SNSだ・ブログだ、などますます激しい変化に柔軟に対応しつつ、アナログな古き良き習慣も忘れないことが、更なる繁栄につながるのではないでしょうか。
成長ワード
「あの頃は…は通用しない!」
NGワード
「今どきの若い世代は…」
。
クーポン誌・集客サイト台頭世代。
「美容バブル」と言われる時代が去りつつ、消費者節約意識も高まっている中、一つの大きな変化が「クーポン情報誌」。サロン利用者にとっては「お得な情報満載!」なので、人は一気に動いたはず。その後、それがWebサイトに移行し「HotPepperBeauty」を代表とするサロン検索サイトや、「ネット予約」による圧倒的な「お客様を動かす力」に影響を受けた時代だと思います。
インターネットの普及によるWeb上での情報量が膨大になったこと、スマホが当たり前になりつつある中、「どこでも誰でも何でも片手で探せる」という時代となり、「本当の価値ある情報」として選ばれる努力が必要になってくる。
さらに「紙媒体からWebへの移行」が様々な場面で大きな変化をもたらす中で、「個」のブランディングという点でSNSが大きな影響力を持つようになり、集客や自己発信に活かしていくことで、活躍の場を広げた方々もいらっしゃるのでは。。
お客様動向・コミュニケーション・情報など劇的な変化に柔軟に対応し、それを集客や経営に活かしていく事が、成長のために非常に重要視される世代の中心なのではと思います。
成長ワード
「集客を戦略的に考えつつ、自力強化」
NGワード
「とりあえずこの波に乗っておけば…」
。
スマホ・SNSが生活の中で当たり前の世代ですね。世間の味方としては「持たなくても幸せ」とか「バーチャルで幸せ」とか表現もされるそうです。
集客においては「HotPepperBeautyが当たり前」の時代、むしろ掲載されている方が、お客様からも美容師からも「価値あるサロン・安心できるサロン!」と見られるという認識さえもあるのかも?ただ、それだけではなく新しいサービスが出てくるかも?ということに、常にアンテナを立てていてほしいです。
SNSがコミュニケーションツールとしては当たり前なので、誰よりも使い方を知っているはず。きっと集客に活かせば高い効果を発揮できそうなのですが、「当たり前すぎて仕事に使うという認識がない。」と言われてもしょうがないかも?(オッサンは「もったいない~」と感じてしまいます。)
40代とは、もう文化さえも違ってきている。そもそも、「美容バブルって何?」って感じですよね。お互いに完璧な理解は難しいかもしれませんが、オッサン達の「あの頃は…」とか「俺たちの時代の…」的なお話の中にも、古き良き習慣はあるはずなので、それも取り入れながら今の時代・ツールをフル活用して「個」のアピールに活かして成長してほしいと思います。
成長ワード
「自分でも、何とかしなきゃ!」
NGワード
「お店が何とかしてくれるんでしょ?」
。
。
20代~40代以上の集客について書いてみましたが、お互いの理解にお役に立ちそうでしょうか?それぞれ時代も考え方もお客様も違う中で、サロンとして同じ方向に進むための「思いの共有」に少しでもお役に立てればうれしいです。
。
「何のためにポスレジメーカーさんがこんなことを書いているの?」って感じかもしれませんね。こんなことを理解しておくことで、ただのモノの案内ではなく、より現場・経営に役立つ「モノではなくコト」となるような製品・サービス提供につながればという思いで、4回に渡り書いてみました。
。
そんな、色々な情報を収集・発信している営業マンの、リピート・集客・単価アップに役立つサロン応援小冊子は以下の記事より無料ダウンロード可能です!
関連