2018/03/30
美容業界専門のデータ分析屋として、
美容室経営のお役立ち情報発信しています。
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田中優勝(まさかつ)です。プロフィール
今日はプロフィール一部抜粋はナシで。。。年末、忘年会続きますね~。13日から3日連続。ありがたいことです。
本題に入ります。私は今、美容室で勉強会を実施する時にこの「美容業界のAmazon化」という表現を多く使っています。あくまで私の個人的な意見ですが。
あながち、間違っていないのでは?上の図のように、まず集客サイトを見てお客様がご来店。その後、サロンとしては自店に定着していただきたい。なので「次回も来てください。」と懸命に接客し次回来店をアプローチします。
ところが過去にも書きましたが、集客サイトは「またこのサロンに行ってください!」ではなく「また当サイトで色々な情報から色々なサロンに行ってくださいね!」という仕組みのビジネスです。このあたりは、→先日のウスイッチさんのブログ←の方がわかりやすいかも?
集客サイトからこんなメール届きますよ!
だから、やっぱり固定客には集客サイトのWeb予約を利用促進すべきではないと思ってしまいます。年中「他の美容室にもイイコトありますよ~!」って自分達でお知らせしているようなものですので。
ここで改めて
「Amazon化」
について。
例えばAmazonで本を買う。=「この書店、品揃えいいな!」「この書店、いつも気に入っているジャンルの本がある」ではないと思います。私も書店の名前さえ覚えていません。
Amazonにいけば「たくさんよい情報がある!」なんですよね。
なので、この仕組みにうまく乗って「Amazonはこんな傾向で購入されやすい。うちの店もそれに沿った本を効率よく出品しよう。自社の情報も充実させながら!」とすれば戦略的利用だと思います。そうすると「あれ?そういえば、いつも同じ書店で買ってるかも?」と知らないうちにリピート購入している人も多いはず。
「もう、とりあえずたくさん何でもAmazonに情報載せておこう!後はAmazonの集客力に任せよう!」が依存だと思います。
美容業界も「あの集客サイトにいけば、色々とよい(安い?)情報がある!」というお客様ばかりが新規来店すると、やはり高いリピート率は期待できません。
でも「あの集客サイトで見つけたけど、ホームページ・ブログ・SNS、お店の情報が充実しているな!」と感じていただけたら「そのサロンが良い!」と感じてくれて、リピート率も上がっていくはず。リピート戦略って、来店からではなく「集客するときから始まっている」時代だと思います。
やはりAmazon化
合っている気がします!
それだけに依存しないような体制・環境づくりが、ホームページ・情報発信・自社Web予約・スマホアプリ・データ分析などなどの充実、なのではと。集客の変化とともに、私たちデータ分析屋の役割も変化し続けないといけないですね!
先日、ここ1年間、新規リピート率が25%前後で推移し続けていた美容室で、このお話をしてみて「知らないうちに依存体質になっていた。。。みんな集客サイトに掲載しておけばお客様が来るのを当たり前に思っているしな。」とのお言葉。
「知らないうちに」を知るため
にもデータ分析って必要です!
2015年7月~11月勝手に連載テーマ
集客サイトのみに頼らない経営9つの条件。
詳しくは→【9つの条件】←をクリック。
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