美容サロン業界オンリー24年目に突入の営業マン『田中優勝』のサロン応援ブログ

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今回の伝えたいこと。「ネット予約がサロン検索サイトに集中することのデメリットもあるが…」

じゃ、どうするの!

どうも田中優勝(まさかつ)です。誰それ?
と思ったら、→プロフィールをどうぞ。美容サロンのIT経営サポーター、とでも言っておきます。
なんだか直近3回のブログが全てつながってるような書き方になりました。
①分析レポートで見えた
②その問題点をより具体的に書きました。
→ブログ「ネット予約が、サロン検索サイトに集中すること」による問題点。
そして今回は…
③じゃ、その問題に対してどうするの?
事例を書いてみます。こんなイメージかな?
これまで書いたことをざっくりまとめると…
昨年より、売上が上がっていて生産性も悪くない。ただ、よくよく見ると全体の新規客は増えていない。サロン検索サイト経由の新規が増えているだけで、自力集客(紹介・通りがかりなど)が減ってリピート率も下がっている。さらに分析すると、自力集客までもがサロン検索サイト集客として集約されてしまっている。これにより予約についての対応は、フリー新規客も常連客も紹介も同等に、むしろフリー新規が最も優遇されている状況では?これは、常連が増えてきているサロンにとってはデメリットなのでは?
この「ネット予約がサロン検索サイトのみに集中する。」ことを変えていき、常連重視にしていく事例とは?
1 常連客が優遇される予約の体制を作る。
2 自社のみのネット予約の体制を作る。
3 自社サイトが最安値!にしちゃう。
4 サロン検索サイトは予定を埋めちゃう。
大きく分けると、この4つかなと思います。それぞれ書いていきます。
1 常連客が優遇される予約の体制を作る。
常連客が予約が取れなくて、来店サイクルが延び、最悪の場合は失客する。これはサロンにとって大きな損失!だったら、自由に新規が予約できる環境よりも、常連客に先に希望の時間を確保してもらいましょう!!という考え方です。
これは、色々ありますね。次回予約・最適なタイミングでの予約案内・会員のみが閲覧できる場の構築(LINEやSNSグループ)・次に書く自社ネット予約など。
これらについては、とにかく体制を作らないと始まらないし、利用する方を増やさないと進みません。なので、どれが自店のお客様に合っているのか?どれが、自店で始めやすいか?取り組みやすいか?考え、話し合って、決めて、始めましょう。
2 自社のみのネット予約の体制を作る。
「あなたのサロンを、サロン検索サイト以外で知ってくださる」紹介や通りがかりや自社ホームページやSNS経由などの自力集客のお客様を、自社オンリーのネット予約に誘導すべき!もちろん、常連客も!
サロン検索サイトを一度でも経由したなら、そこからの案内も届きます!浮気確率を高めちゃいます!「サロン検索サイトの予約管理と2重になってしまうから大変かも??」と言われそうですが、今はサロンのネット予約システムも進化しました!サロン検索サイトの予約も一括管理できちゃうようなサービスもあります!
→リザーヴィア→ビューティメリット※どちらも、弊社ポスレジシステムと協業しているネット予約システムです。)色々と調べて、考えてみましょう!詳細が気になる場合は、お問い合わせください。
3 自社サイトが最安値!にしちゃう。
少々強引かもしれませんが、どうせ多く新規客に見てもらおうとしてサロン検索サイトにクーポンを掲載するなら、実は「自社サイト経由が最安値ですよ!さらに、ご紹介の場合はモットお得ですよ!!」なんて自社発信で載せちゃえばいいのでは?実際にそうやって、HPBネット予約を極力使われないように誘導しているサロンありました。(実名公開NGだったのでスミマセン。)
まあ、値引きしなくても新規が来る方がイチバンいいでしょ!っていうのが理想ですが、既に「新規クーポン」とか掲載しているなら、いきなりは変えられないのでこの「自社サイト・紹介が最安値」方法もアリではないでしょうか?
ホテル業界では一般的ですね。
4 サロン検索サイトは予定を埋めちゃう。
これもダイタン!実際にありました!!実はオープンからずっと「HPBに掲載しているけど、ネット予約はほとんど取れないようにしています。あ、ヒマになりそうだなって時間帯は空けていますよ。入ればラッキーですからね。」って。ホームページを見ると自社ネット予約があり、そこから実際のサロンの空き状況を見れる体制を作っているからこそできたんですね。
でもコレ、私も心配になって聞きました。「それで、せっかくサロン検索サイトを見ても、予約する確率が減っちゃうんんじゃないですか?」って。そしたら「ホントにウチのサロンに興味を持ってくれた方なら、ホームページからでも電話でも予約してくれる!っていう、自信というか信念を持ってましたので。安いから誰でもどうぞ!だと、リピート率も下がるし、結局はバタバタするだけで、お客様に迷惑をかけてしまいそうでしたから。」とのこと。
う~ん。素晴らしい!!これも一つの「常連さん重視」のあり方ですね。
ちなみに、この体制があったからこそHPBのプランを下げたり、掲載をやめたりする時も、特に困らなかったそうです。
とまぁ4つの案・事例を書いてみましたが、サロン全体で意思統一して取り組まなければ、うまくいきません。
今は…
「多くの人に見てもらうための露出が必要?」
「不特定多数ではなく、本当に自店の魅力を求めてくださるお客様だけを集めたい?」
「経験・成長のためにも、多く集めることが必要?」
「常連が増えてきたから、最優先すべき時?」
今は、どんな状況にあるのか?改めて考えてみましょう。そんな時に顧客管理システム・ポスレジデータの分析が役立ちますよ!
この機会にぜひご検討を!(宣伝)
ポスレジ屋、データ分析屋の未熟な意見ではありますが、どれか一つでも、サロンの皆様が今後をお考えになるときのヒントになれば幸いです。
サロン検索サイトの予約だけではなく、常連さん重視・自力集客重視の予約体制を作っておき「予約の入り口を一つに集中させない」ことの重要性を伝えたくて書きました。
いつも読んで頂きありがとうございます。
2016年8月22日小冊子リリース記事
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2016年4月~5月 勝手に連載テーマ
2015年7月~11月勝手に連載テーマ
→集客サイトのみに頼らない経営9つの条件
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カンタンプロフィール2016.08.22改
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田中優勝プロフィール

田中優勝(ゆうしょう)

田中優勝(ゆうしょう)

サロン専門POSシステム・ネット予約・アプリ等を開発・販売するエクシードシステムの営業マン。 美容業界オンリー21年・3,000店舗以上のサロンを訪問して得た情報を、お役立ち情報として美容業界の皆様にお届けしております。 集客・リピート・出店・教育・講習等、何でもご相談ください。 [詳細]

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