どうも田中優勝(まさかつ)です。誰それ?
と思ったら、
→プロフィールをどうぞ。美容サロンのIT経営サポーター、とでも言っておきます。
オフィス会議室で文字装飾(薄っ)
。
独立・開業について、勝手に以下の主な3つに分類しました。
①最初から、独立が目標!UP!
②もっと自分ならできる!と独立。
③ここにいるくらいなら…と独立。
先日、①について書きましたが、今回は②について書いていきます。
。
②もっと自分ならできる!と独立。
これは③に近いようで違います。今の環境が決して悪いわけではない。例えば、1店舗でスタッフさん同士の雰囲気もイイ。オーナーも親切だし、自分の居場所もある。
。
でも…、やっぱり、もっとできるかも?今のままではなく、別の展開も見えてくるかも?可能性を試したい!何となく心の中で思っていた「独立」が、自分の中で大きくなってきた!そんな感じからではないかと思います。
。
前オーナーとも、良好な関係で独立できるケースが多いと思います。なので、ストレスは比較的少なく進んでいけるのではないでしょうか。(主力メンバーとか引き抜いちゃったり、スゴく近い場所とかだとマズいですけどね!)
。
ここから、ものすご~く個人的意見です。
もちろん、ここからグイっっと成長していくケースもあると思いますが、よくあるのでは?ということを書いてみます。
。
「前オーナーと同じような停滞」
。
こういう場合の独立ですと、意外に「もっとできる!」が途中で薄れてきちゃうケースもあるのではないかと感じます。最初「もっとやれる!3年後に2店舗、次は」とイメージされているかもしれません。でも、自分の城を作って、気の合う仲間である程度の人数になり、常連客も増えて、若くて体力あるうちは自分で売上も作れる。その居心地の良さに「停滞」してしまうのでは?
。
そして、年齢を重ねるうちに…
「顧客だけやっていければね。」とか
「返済も落ち着いたしね。」とか
「育成とか大変だしね。」とか
。
そういうゴールも決して悪いわけではありません。自身の力で1つのサロンを一生懸命に経営し、地域で人気の繁盛サロンとなる。
ステキです!
。
それが最初に描いたゴールであれば!
。
ただ、最初は「もっとできる!」と思って「野望」を持って、独立されたはず。なのに「停滞」してしまう。「思っていたゴールと違うかも?」っていうケースもあるのではないでしょうか?
。
会話としてはこんな感じでしょうか?
。
「以前は、このサロンで8人いたんだけどね~。スタイリストも4人いて、みんなしっかり成長してくれて、売上も〇〇〇百万くらいだったんだよね~!」
。
「でも、やっぱり、やる気があって頑張れる世代はみんな独立しちゃうね。で、若い子はなかなか育てられないしね~。」
。
「あの頃、2店舗目とか考えていたけどね~。まあ、やってもよかったかもしれないけど。お金とか、人とか、タイミングがね~。」
。
「女の子が主力で頑張ってくれていたから、やっぱり結婚もあるしね~。長くいてもらうのも難しいよね~。」
。
「育てるために、集客もやっぱり必要だけど、そこにかけるパワーもコストもね~。俺らの時代は自分で集めてたけど、今はH〇tpepperとかね。SNSとかね。」
「もう、大変なんだよね。」
それぞれ、サロンとして成長していくにあたって、予想される「課題」だったのではないでしょうか?
。
逆に言えば、それらヒト・モノ・カネ・情報への「課題」に対して、経営者思考を持ち、仕組みづくりなどトライ&エラーを繰り返し、時代に応じた次の一手に取り組んできたなら、違うゴール・最初に求めていたゴールに近づいたのかもしれません。
。
又は、独立を考える前に、「オーナー、厚かましいかもしれませんが、今もっとみんなで成長できるように考えていることがあって、お話聞いていただくことはできますか?」と相談して、オーナーと一緒に今の店をもっと盛り上げる!みんなで大きくなろう!という選択肢もあったのかもしれません。
その方が、大きな力・強い組織になるはず!
。
ちなみに、そんなお悩みの時に「今、こんなことで困ってるけど、どう思う?」とご質問いただくこともあります。そんな時は少しでも参考になればと思い、他でお聞きする事例などをお伝えさせていただきます。
場合によっては、それらの解決につながりそうな方をご紹介することもあります。
。
これも、美容業界オンリーポスレジ屋として「情報」をお伝えできるという、一つの価値だと思いますので。
。
。
サロン経営をしたことのない私が、知った風に書くべきことではないかもしれませんが、多くのサロン様を見てきたからこそ、あえて書かせていただきました。
。
何かの参考になれば幸いです。
。
「もっとやれる!」という想いからの独立。
意識してほしい「経営者思考と人材育成」の重要性を伝えたくて書きました。