どうも田中優勝(まさかつ)です。誰それ?
と思ったら、
→プロフィールをどうぞ。美容サロンのIT経営サポーター、とでも言っておきます。
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若くてやる気のある学生が頑張れるサポート体制、美容学校にも美容室にもあってほしいと、改めて思いました。そんなお話です。
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きっかけは、友人からの電話。
「ゆうしょうさん!オレのよく使う焼き肉屋のバイトの子が、美容学校の2年生なんよ。これから就職活動するみたいなんじゃけど、色々教えてあげて~や!」
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これも何かの縁だと、美容業界のおせっかいオジサンは快諾!その後、友人とその学生(以下、O君)と私の3人でLINEのやりとり。
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こんな感じ。
なるほど。こりゃ、何だか私から伝えられることもありそう!
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というわけで…
O君。なかなか爽やかな男前。(写真掲載は、本人の許可を得ています。)
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まずはO君を私なりに紹介。
都内某美容学校に通う2年生。美容師になろうと思ったきっかけは、中学生の頃に自分で髪をカットしていた。そして、オープンキャンパスで美容学校に行った時に「美容師の技術とか、スゴい!これはもっとやってみたい!」と思ったこと。
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今は、松戸から通っています。が、その松戸での一人暮らしの理由がオモシロい!
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11歳上の姉がいて、さらに姉、そして兄、4人目としてO君は誕生。細かい話は置いといて、本人曰く「上の姉兄より、おカネの面で両親が厳しいんですよ。」
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話を聞く限り、上の3人は生活費であまり苦労はしていないそうですが、O君は高校生の時から、週6のバイトで必要なものを買っていたとのこと。本人は、そんなものだろうと思っていたが、実は姉や兄はそういう苦労はしていなかったと後で知ったそう。
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そして美容学校1年生の時に突然「住むところ、あるから」と、両親から告げられる。茨城の実家から、松戸での一人暮らしが始まったそうです。そこは姉の旦那さんが管理している会社の寮。実費2万円/月で住ませてくれるとのこと。美容学校に通いつつ、そこでの自活が始まったそうです。
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「今となっては、そのような環境でよかったですね。自分で何とかするっていうことが、当たり前になったので。」と爽やかな笑顔で話していました。
今も、焼き肉屋のバイトは週6日。なかなかたくましいです。
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そして、就職の話に。
この話を聞くと…「大きいところより、先輩とかとの距離が近い方がいいのかなと思って。」とのこと。
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なるほどなるほど。他、働くサロンに重視する順番を聞きました。「人間関係・教育体制・おカネ、ですかね。今、おカネは自分でなんとかなっていますが、人間関係などは、自分だけではどうにもならないし。」
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いずれは独立とかって気持ちは?と聞くと、「具体的なわけではないですが、やはりそういう気持ちはあります。」と。まあ、業界的にはあるでしょう。
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そうこうしているうちに…
「実は、行きたいサロンがあるんです!」
何!なんとそれは、私が10年以上お取引いただいている、関東中心に10店舗ほど展開している某サロン!
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「でも、実は…1つ上の先輩が、無断欠勤してそのまま辞めるっていうことがあったらしく、ウチの学校からは今年は採用されないかもしれないんです。」
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全てを助けるつもりはありませんが、その某サロンのマネージャーさんに、私から「今は、2年生の採用状況ってどうでしょうか?」とLINE。
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「もう1回目の面接は終わり、内定者も出ています。新卒の採用活動は、6月・7月で終わりますので、早めに〇〇店の採用担当者にアプローチしてみてください。」
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それをO君に伝えます!
「明日にでも連絡してみようかな…」
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というところで…
その後で食事予定だった、サロンオーナー様や関係者の方々も合流。
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そこでサロンオーナーから「自分がコレをやりたい!ってのはしっかり持ってなきゃ!」と、ありがたい言葉もいただきつつ…
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O君は…
「やっぱり、行きたいところにちゃんと連絡します!学校の先輩がやったことが、デメリットになるかもしれませんが、それでも連絡してみます!ありがとうございました!」
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と決意して、O君は帰路へ!
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翌日、O君から「採用担当の方に連絡しました。サロン見学、行けることになりました!」と報告アリ。
がんばれ~!
私から、そのサロンにこれ以上プッシュはしませんが、きっかけだけはサポートできたかなと。他にも、面接で自分をアピールできる機会があったら、せっかくなら最初に話していた自分の境遇なども話した方がいいよとお伝えしました。
O君は、たまたまこのような機会がありましたが、きっと他にも「本当は行きたいところがあるけど…」みたいな気持ちもありつつ、悩んで結局行動できない学生もいるのかな?と感じました。もちろん、最後は自分で行動すべきですが、それをもっとサポートできる体制もあるとよいですかね。
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