2018/03/30
地域に根差した小規模サロンこそ…
日本の美容業界の大事な文化！
美容業界オンリー２１年目に突入！
『リピーターの重要性という当たり前』を伝え続けたい！！そんな田中優勝は、美容サロン専門のポスレジ屋です。
詳しくは“note”の長文≪プロフィール≫へ。（20,000文字以上あるのでおヒマな時に…）
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皆様、ご自宅兼店舗というサロン形態について、どんな印象をお持ちでしょうか？
「リスクは抑えられて良いかも？」
「昔はそれが当たり前だったかも？」
「家族との時間が有意義に使えそう！」
「プライベートと仕事は分けたいから…」
「夫婦・家族で同じ場所で働けるかな？」
「店舗展開には向いていないかも？」
色々な意見がありそうですね。
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私たち世代（45歳前後）だと、近所の床屋さんとかパーマ屋さんとかって、友達のお父さんやお母さんとか、近所の知ってるおじちゃんおばちゃんとか、自宅兼店舗で営んでいることが多くなかったでしょうか？
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今回のお話をご教授いただいた、千葉県野田市のRephair片野さんも、実はそういう昔ながらの『近所の床屋さん』だったんです。そこから、どのような『次世代ハイブリッドサロン』になったのでしょうか？そんなお話を書いていきます。
※オンライン打合せ時の片野さんです。
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私
「片野さん、今月のリニューアルオープン、SNSで拝見しております！
片野さん
『ありがとうございます！お金もかかりますが、今後のために色々とやりました！』
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「ご自宅兼店舗なんですね。」
『はい。14年前にオープンする時に、両親が経営するサロンを改装して一緒にやってきました。』
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「今回は、１席の完全マンツーマンサロンとしてリニューアルということですが、片野さんお一人だけになるんですか？」
『元々はそのつもりだったんですが、実は両親のお客様にもご来店いただけるように、お互いの働き方を変えたんです。』
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「え？どういうことでしょう？」
『私の休みを月・火にして、逆に両親は月・火のみの週２回営業にすることにしました！』
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「なんと！お店自体は年中無休ですね。」
『はい。両親のお客様は、もう何十年も通ってくださっている方もいます。両親と同年代でなら、月・火に来ていただく時間の自由もききます。中には、どうしても土日じゃないと来れないお客様もいらっしゃいましたが、ほとんどのお客様が月・火でも大丈夫で、週２回でも充分に対応することができます。』
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「なるほど！新しい事業継承ですね。」
『リニューアルする前は、営業日も重なっていたので、私と両親のお客様の接客スペースは完全に分けていたんです。客層の差による雰囲気の違いは、お客様同士も何となく気になってしまいますから。でも、今回は１席なので思い切って営業日を分けました！』
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「お店を効率的に営業できますね！」
『はい。今月からですが、良いカタチで進められると思います。』
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そんなお話の中で、私はこのリニューアル後のサロン経営を『次世代ハイブリッド』と、勝手に名付けさせていただきました。
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昔からの“近所の床屋さん”って、私たち世代は非常にお世話になったはずです。でも、後継者がいないので理容店はどんどん減っていきます。これも時代の流れと言えばそれまでです。しかし、片野さんのRep hairのように“近所の床屋さん”から、新しい“近所のサロン”に変身して、さらに昔からのお客様も続けてご来店いただける。そんな地域密着サロンとしての在り方、日本の古き良き文化が進化しながら残っていくことを、何だか非常に嬉しく思いました。
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今回のお話は自宅兼店舗でご家族での経営でしたが、この仕組みって、長年一緒にやってきたオーナーとやや年の離れたスタッフさんでも、成立するのかも？不動産やお互いの契約など色々あるかもしれませんが、何か仕組みとして作れたら面白いのかも？とか、その後も片野さんとお話して、楽しくも有意義なオンライン情報交換になりました。
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貴重なお話、ありがとうございました！
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そんな美容業界情報交換のお話。
何かのお役に立てれば幸いです。。
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