年代が、違えば集客も違う。その②
前回は40代について。田中優勝です。
私も41歳。ここの年代です。
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今回は30代について書いてみました。
30代前半・後半で違いもありますが、ざっと説明していきます。
きっと30代後半の方だと「360° 」という名前を聞いたことがある人もいるのでは?ホットペッパーになる前のR社の地域情報誌ですね。ここから、総合クーポン誌である「HotPepper」が誕生し、美容業界にも一気に広がってきました。私が15年位前に福岡にいた頃、どんどん掲載するサロンが増えてきたのを覚えています。
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私は当時、HotPepper片手にサロンに飛び込み営業を行っていましたが、とあるエリアの大型サロンに訪問した時に、そこの責任者の方から聞いたお話を少々。
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「うちはこのエリアでは知名度も高いので、安売りしなくても新規の方に来ていただける自信はある!周りの力のあるサロンとも協力して、クーポン誌には載せないと決めているんですよ。美容室の価値が下がっては困るからね。」
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なるほど!志が高い!そう感じました。
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ただ、1年後にはそのエリアの大型サロンはほとんど掲載されていました。その訪問したサロンも。。。それだけ消費者の心を動かしたニーズに合った仕組みだったということかもしれませんね。不況で娯楽消費が減る時代に、美への投資をしたい女性にとって非常に嬉しい情報満載だったはずですから。
さらにWebに移行して、他にも多くの集客サイトが誕生する中で、他の追随を許さない最強サイトに成長していきました。
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『紙媒体からWebへの移行』を、サロンの皆様はリアルに体感していたのではないでしょうか。
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そして、ネット予約も一気に普及していきました。弊社も10年以上前にポスレジのオプションとしてネット予約をリリースしていましたが、HotPepperのCMの影響もあり、一気にネット予約の利用率は上がりましたね。
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さらにSNS!最初は「なんだそりゃ?」って感じですよね。私もMixiに始まって、まあまあ早めに取り組んだつもりでしたが、こんなコミュニケーションに必要なインフラになるとは想像していませんでした。サロンでもお客様との関係性づくりや、集客にも活かさなければいけないという認識が高まってきています。
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カリスマ美容師世代の活躍に憧れて、大きな成功を目指して、技術・スタイル・トレンド発信・ブランディングなどのサロン内強化に力を入れつつも、それをより多くの人に伝えるために、Web・SNS等を活かしていくことも必要とされる。
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「目の前のお客様に一生懸命!」この言葉に縛られ、変化への対応が遅れたというケースもあるのではないかと思います。(目の前のお客様に一生懸命を否定しているわけではないので、ご理解ください。)
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集客サイト・Web・SNSなどの変化による、時代・お客様動向・コミュニケーションの変化も感じ取り、それを集客にも活かしていく。そんな激しい変化の恩恵をより多く受けるためにも、「柔軟な対応」も求められた世代の中心。それが、30代なのではと思います。
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その影響は以下のように分けられるかと。
集客サイト掲載で・・・
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①新規もリピートも増で成長!
(恩恵を受けつつ、自身も努力)
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②新規はとれるがリピートは??
(恩恵に頼りすぎなのでは?)
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③新規増えず、自力・リピートを強化!
(今まで通りの地域密着か?)
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④新規が減り、リピートも他に流出?
(変化に対応できず、衰退か?)
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※中には、新規のみ圧倒的に増えて成長したケースもあるかもしれませんね。
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そんな中で、SNS・ブログ等の強化と同時に、従来通りの「紹介促進・地域来店・自社ブランディング・モデハン」なども忘れずに「自力」もつけていくことが、①や③のような成長につながるのではと感じます。
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弊社の顧客データ分析やネット予約サービス等は、それらの体制構築の裏方としてお役に立ってきたのではないかと思っています。
今後も、データ分析屋さんとしても、体制の構築サポートも、お手伝いしていきます。
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まだまだ色々とありそうですが改めて…
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成長ワード
「集客を戦略的に考えつつ、自力強化」
NGワード
「とりあえずこの波に乗っておけば…」
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長くなりましたが30代についてでした。。
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次は
【20代】
ソーシャルネイティブ世代。
うまく書けるかな・・・
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「世代別の集客」について考え、それぞれの世代ごとにお互い理解しておくのも必要なのでは?ということを伝えたくて書きました。
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そんな、色々な情報を収集・発信している営業マンの、リピート・集客・単価アップに役立つサロン応援小冊子は以下の記事より無料ダウンロード可能です!
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