ソーシャルネイティブ世代。
今回はここに挑戦します。41歳の私には、ある意味挑戦です。理解できていなかったらスミマセン、というか完璧な理解は難しい。
20代の皆様「なるほど、オッサンの世代にはこう見られているのか~。」という感じで見てもらえるとよいかも?
「ソーシャルネイティブ世代」と書きましたが、調べるといろいろ出てきますね。まあ「スマホ・SNSが当たり前に身近にあり、リアルをバーチャルでも体験できる。」という感じですかね。他、「ビンボーハッピー」「持たなくても幸せ」「会わずにコミュニケーション。」とか出てきます。
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美容業界の集客では、「HotPepperBeauty」が当たり前の世代かなと。
もう、今やお客様からすれば「HotPepperBeautyに載っているから安心できるサロン。」という認識さえもあるかもしれません。20代女性のiPhoneにはほとんどあのアプリがインストールされていますから。
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ちなみに、若い美容師さんや美容学生さんにとっても「HotPepperBeautyに掲載されていれば、それなりのサロン。」という認識もありそうです。中にはスタッフさんから「なんで、ウチのサロンは掲載していないの?人気ないのかな?載せられるような良い情報が無いのかな~?」という思いもあるのでは。サロンでは、掲載している場合もしていない場合も、業界の現状・サロンの現状や方向性などを踏まえて、なぜそうしているのかを、伝えられるようにしておくべきではと思います。
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Q1:「なぜ、ウチのサロンは掲載していないんですか?」
Q2:「なぜ、ウチのサロンは掲載しているんですか?」
A:「それは、今ウチは〇〇な現状で、△△な方向性を目指しているからですよ。」
この「A」が、明確になっているほうが良いかと思います。
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集客に、色々なサイトを使うという考えよりHotPepperBeautyを軸にして、お店をWeb上に露出させて、認知度を高めて集客につなげる。もちろん、他の集客サービスの動きにもアンテナを立てておかなければいけない。今だと、楽天ビューティやミニモとかですかね?
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さらに、ソーシャルネイティブだからこそ、それをお客様とのコミュニケーション・関係性強化・集客に活かせる可能性が非常に大きいはず。ただ、身の回りに当たり前すぎて「仕事に使う」という認識を持てないという意見もありそうですね。
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ここで20代に教えてもらったこと。
20代前半の皆様って「Google検索は信用しない。Twitter・インスタが、リアルで真実の情報」だそうですね。「あのショップ、いいって噂だけど本当かな?」「行ってみたいけど、今はまだ混んでるんじゃない?」そんな時に、インスタ・Twitterが大活躍だそうですね。
もう一つ。
20代にとってもうFacebookはプライベートや遊びに使えるものではないそうですね。「結婚・出産・卒業・就職」などの、大きな公式の発表には使うらしいですが日々のこと以外に「仕事」について投稿すると「おまえ、何がんばっちゃってんの?」って見られるのがイヤ!なんて思いもあるそう。
もったいない~と感じます。でもそれが20代と言われればしょうがない。20代が得意なことをやるのも、ひとつの選択肢です。(逆に、40代のお客様と関わりたいのなら、20代の皆様はどうしたほうがよいのか?と考えてみてほしい気もしますが…)
話をSNSの仕事での活用に戻してみます。美容師・エステティシャン・ネイリスト等、サロンに所属していながらも「個」が重要な職業では、やはりSNSをビジネスに活かしてほしいです。何より理解度が圧倒的に高いはずですから!「仕事の一部」として受け入れられたら、納得も早くて、使いこなすことも早そうな気がします。
そして、私達が世の中の「バブル好景気」を肌で感じていないように、20代の皆様には2000年の美容バブルと言われる時代ってピンと来ないと思います。なので、多くのお客様がご来店されて、多くのお金を支払ってくださることがあたりまえ?だった時の感覚を知れと言われても難しいはず。でも、それを知っている世代から教わる機会が多いので、前の世代の感覚とズレが生じる。「もっと提案?お金を使ってもらう?そんなの悪い気がする。一生懸命やっていることに対して、サロンが価格をつけてくれているから、それを受け入れていくださるお客様が増えてほしい!特に、同世代のお客様にはムリしてほしくない!」こんな気持ちもあるかもしれませんね。