2018/03/30
今回の伝えたいこと。
データ分析レポートには「色々なヒント」が隠れている！
どうも田中優勝（まさかつ）です。誰それ？
と思ったら、→プロフィールをどうぞ。美容サロンのＩＴ経営サポーター、とでも言っておきます。
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分析データって、ホント～に色んな気づきをご提供できます。今回の大きなポイントは…
①売上アップしていても、実はカルテ数が…
②新規リピート率もアップ！でも実は…
③予約の入り口が一つだと、実は…
この３つでしょう。早速書いていきます。
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とあるサロン様の、ここ２年間の蓄積されたポスレジデータ分析レポートが完成したので提出してきました！直近２年間の売上・客単価・来店サイクル・リピート率・カルテ数・集客分析など、それぞれを前年と比較して、サロンを丸裸にするデータ分析屋のオジサンオリジナルシート｢マネジメントレポート｣
かなり「丸裸！」になるので、数字はお見せできません。未成年の閲覧は遠慮ください。（モザイク解除装置でも外せません。）。
元々は、弊社の東京オフィスの別のスタッフが担当しているサロン様なのですが、色々なツナガリから飲んだり飲んだりしているうちに、こんな機会をいただきました。（今までは、飲んでいるだけだったとは…）
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今回は、普段オーナーがいない方のサロンのレポートですので、気になるかも？？というポイントをまとめてお伝えしました。
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まずカンタンな結果から…
＊サロン売上前年比アップ！
＊一人当たり生産性もなかなか！
＊新規リピート率も５０％で前年比アップ！
＊顧客リピート率も９０％以上！
悪くないじゃん！むしろ良い！
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で、終わっては私の出番がない！オーナーも「まだまだやれる！伸ばせる！」と思っていらっしゃいます。なので、一緒にお伝えしたのが冒頭の３つのポイントです。
（モザイク外せません。）
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①売上アップしていても、実はカルテ数が…
年間カルテ数（１年以内に動いている生きたカルテ人数）が、約一割減っていたんです！
「それで売上アップしているのなら、新規が減って顧客中心になるので、むしろこれからよくなるのでは？？」確かに。客単価も来店サイクルもアップしていますので、そういう捉え方もできますが、実は他に気になることも…
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②新規リピート率もアップ！でも実は…
知人・家族からの紹介新規客リピート率が、５０～６０％はやや低めでは？これは、私が数多く見てきたデータと比較してのご意見になります。（シビアに見てスミマセン。あるべき基準として、紹介新規リピート率７５％以上と思っています。）
自力集客の中で重要な「紹介」。何度かこのブログでも書いてきましたが、やはり美容室では欠かせないと思います。「獲得数も半数に減っていて、リピート率も伸び悩んでいる。」ココが大きな問題ではと感じました。紹介に関する過去記事も載せておきます。
そして…
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③予約の入り口が一つだと、実は…
コレ、実は他でもよくあるのでは？
はいそうです！今や美容業界のインフラとも言えそうなＨＰＢですね。そのネット予約が集中することが、紹介リピート率の低下にもつながっているのでは？という予想です。
まず、紹介新規のリピートについて。
オーナーも「実はＨＰＢの予約は増えたかもしれませんが、全体の新規客数は特に増えていないんですよね。ということは…」
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そうなんですよ！自社ホームページ・紹介・通りがかりなどの、本来はサロンに直接来るべきお客様も、クーポンを求めてＨＰＢから来ちゃっているのかもしれません。この分析を見る限り、その可能性が非常に高いのではと感じました。結果として、本来は「紹介・口コミ・実は前から見ていて知っていた。」そんなお客様までも、ＨＰＢを経由している可能性が高い。だからＨＰＢの新規数が増えて、リピートも良い数字が出ているように見えている。のかもしれません…
（実際に、純粋なＨＰＢ新規リピート率って、５０％越えはなかなか無いんです。）
さらに「顧客リピート率９０％」コレももう少しアップできそうかも。
ここでお伝えしたいのは、「自由な新規客の予約が、常連さんの希望時間を奪っている」という状況では？ということです。
（→関連ブログ関連記事）
オーナーからも「実際にあります。常連さんから『なかなか予約取れないですよね～』と言われることが！」
忙しいのは、良いことじゃないですか！ではなく、常連さん重視の予約体制の充実を図るべき時期に来ているのかもしれないとも考えられます。その体制とは？次回来店の提案？次回予約？自社ネット予約？色々とあるかもしれません。便利だけに頼ること、キケンかもしれませんよ～。自社の体制づくりも必要な時です！
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そんな感じの「ヒント」に、オーナーの思いも含めて、サロンの皆様に伝わって、今後のサロンの発展に少しでもお役に立てれば幸いです。
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この分析レポートを、ぜひミーティングにも活かしてください！
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データ分析には、たくさんのヒントが隠れている。それをお伝えするのも、私達の役目のひとつである！そんなことを伝えたくて書きました。
いつも読んで頂きありがとうございます。
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