①ネット予約手数料2%とは?
何が『そんなにかかっている』のか?
答えは『ネット予約手数料』です。
美容業界では誰もが知っている。
そんな、最大手の集客サイトと言えば…
『ホットペッパービューティー』
ですが、意外に知られていないのが…
2%の『ネット予約手数料』のこと。
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ネット予約手数料2%について話すと、サロンオーナー様からは…
「あ~。ポイントと相殺されるやつでしょ?ウチはだいたいプラマイ0くらいになってるんじゃないかな?」
と言われることがありますが、違います!
相殺されていません!そして、努力次第で『ネット予約手数料』は減らすことができます!
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この話は5年前にも書いていますが…
5年も経てば、何人ものサロンオーナー様が独立開業されています。なので知らない人も増えているはず。と言うことで、改めて取り上げてみることにしました。
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きっかけとなったのは、あるネイルサロンオーナー様への、弊社製品プレゼンでの『ネット予約手数料って、そんなにかかっているんですか?』という、冒頭の一言でした。
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②貴店の毎月のネット予約手数料は?
まず、サロンボードの管理画面の「ヘルプ」から、現在の『ポイント利用・付与実績』を確認していただきました。
そして、確認したい年月を選択すると…
上記の画面になります。上記ではサンプル数値ですが、そちらのサロン様では、月間約5万円の『当月付与ポイント』と『請求予定金額』が記載されていました。で、その横には『当月利用ポイント』と『振込予定金額』が出てきます。ここが例えば6万円とかの、ある程度近い金額になっていると、確かに「相殺」されたかのように感じて、むしろ1万円プラスだったので、今月はラッキー!とか思っちゃいます。ですが…
違いますよ!!!
まぁそう見えるところが、R社さんの本当にビジネスが上手いところ!毎月の請求内容で、掲載費用以外に少しだけ上下する金額があっても「まあ、ポイントとかで色々あるし…」と感じてしまいます。でも、これはまったくの別物なので、ホトペネット予約の利用数を減らせば『ネット予約手数料2%』だけを減らすことができます!
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そのためにはどうすればよいのか?
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③どうやってコストダウンするのか?
今回のお話のきっかけとなった製品プレゼンは、もともとは電子カルテ化を希望されてのお問い合わせでした。で、基本的な機能を説明後のオプションプランを説明している時に、この『ネット予約手数料』の話になりました。
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私からお伝えしたのは以下のお話。
「現在のWeb媒体をざっと拝見させていただきましたが、サロンとしてのホームページは無いんですね。インスタもあるようですが、そこからの新規客やリピーターさんも、すべてホットペッパーネット予約ですか?」
オーナー様からのお答えは…
「はい。そうです。まあ、すべて一括で管理できていて、予約管理もラクですし…」
私
「月間のホトペ新規40人・リピーターさんは約400人。ざっと客単価¥8,000で計算して、リピーターの8割がホトペネット予約としたら、確かに約5万のネット予約手数料になりますね。」
サロンオーナー様
「はい。でも、確かに付与ポイントで相殺されてるように見えますが、この利用ポイントだけでも、リピーターにかかっているのはもったいないですね。」
私
「そうなんです!仮に全てのリピーターさんを、次回予約か自社ネット予約にすると、毎月4万円くらいコストダウンできることになります!もちろん、そのための誘導や努力はサロン全体でしっかり取り組む必要はありますが。」
サロンオーナー様
「確かに…。毎月4万円も節約できると考えると、次回予約や自社のネット予約、まあいいかと曖昧にしていてはいけないですね。」
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ということで、現場からの卒業を目指されているこちらのサロンオーナー様、現在弊社のPOS・電子カルテ等の標準機能に加えて、ネット予約・集客サイトネット予約一元管理のオプションをご検討中です。(2021年2月現在)
POS機能・電子カルテ・ネット予約・一元管理と、色々とプランを組み合わせても月々2万円ちょっとですので、月々4万円のコスト削減の元は十分に取れます。
ブログタイトルにも書きましたが、上手にPOS&自社ネット予約を使えば、今まで当たり前に発生していた『ネット予約手数料』を削減でき、POS・ネット予約の料金は、実質¥0どころか大幅なコストダウンにつながります。
気になる方はお問い合わせください。
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④主な企業努力のポイントは?
ポイントは大きく2つ!
『自社ネット予約・次回予約』
まず、リピーターを上記に誘導できれば、ホトペのネット予約手数料は確実にコストダウンできます!実際の例として、ホトペは新規クーポンのみで、再来クーポンは無し。基本的には、リピーターさんには次回予約か自社ネット予約を利用してもらうという取り組みで、しっかりとネット予約手数料が極力かからないようにしているサロンもあります。
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⇩参考過去記事⇩
これに取り組むと、リピート率も上がってくるので、まさに一石二鳥です!
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他、私がお取引いただいているサロン様では、スタッフの皆様が5年以上前から「自社ネット予約誘導」に取り組まれていて、毎月のホトペネット予約手数料は1万円前後に収まっています。月間来客数は約600人・ホトペ新規は約40人・自社ネット予約は約150人・次回予約は約200人・他は電話予約。そんな割合ですが、月間700人来店するサロンだと、普通にホトペネット予約手数料が7~8万円かかっているサロンも多いので、企業努力でコスト削減できているということ。リピーターの来店効率も高く、月間新規客数は、総客数の10%前後で推移していますが、地域密着の経営で長く繁栄されていらっしゃいます。他、スタッフ個人のインスタ集客等も、基本的にプロフィール欄には『自社ネット予約』のリンクを貼っていますね。これも、個人の努力から2%を搾取されないために、地道ですが重要なポイントですね。
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ヘアサロンのみのネット予約の件数から、1年間で美容業界で発生している『ネット予約手数料2%』を算出してみました。
わかりやすく端数を切ったり、客単価¥5,000にしてみたりと、私なりに計算していますが、実際はもっと多いかもしれません。
個人事業で1店舗のサロン様で、月間300人ご来店があるとして、単純計算で200人のリピーターが客単価¥8,000で160万円。その2%は3万2千円。掲載費は別ですよ。