IT導入補助金2022。
弊社での申請受付も無事に始まりました!
(2023年の申請も開始されました。)
今年は申請事業者としての準備も大変だった様子で、社内の補助金関係の担当者が色々と頭を悩ませておりましたが、ほぼ補助内容等も明確になりました。なので、この個人ブログでは現時点でわかる範囲で、申請条件・補助率等をお伝えしておきます。(より詳細な内容は、後日オフィシャルコラムでもお知らせします。)
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まだこのIT導入補助金という制度を利用されていない方は、是非この機会にご検討を!
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尚、現時点では、4次締切6/13・5次締切6/27・6次締切7/11・7次締切7/25・8次締切8/8・まで発表されております。
※2022/7/25追記
12次締切:10/3まで延長。
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締切・スケジュール等の詳細につきましては、公式サイトの「スケジュール」(現在は2023年版のスケジュールになっています。)をご確認ください。基本的に上記の発表分までは、今回の条件は変わらないと思います。しかし、国の予算次第で2022年度分の申請がいつまで延長されるか?今の補助条件はいつまで続くのか?それは国次第と言うことになります。なので、気になる方はお早めにご相談ください。
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【目次】
①IT導入補助金の補助率は?
②弊社製品はどんな申請の対象?
③1店舗での基本POS導入パターン
④1店舗でのオプションセットパターン
⑤3店舗での基本&オプションパターン
まとめ
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①IT導入補助金の補助率は?
IT導入補助金公式サイト概要図です。
今回、弊社の提供するクラウド型サロンPOSシステム⇨
SalonAnswerは、上記の最大3/4・最大2/3が基本の補助率となります。大まかに説明すると、
初期導入費用と月額利用料の1年分か2年分を先払いすると、その3/4(補助額50万まで)か2/3(補助額50万~350万)が補助されるということです。他、POSシステム導入と一緒にPC・iPad・レシートプリンタ等も購入すると、最大1/2(上限10万or20万)が補助されます。例として、シンプルで確実な内容だと…
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初期費用13万+月額9,800円12ヶ月分
=247,600円(税別)の支払いに対して…
3/4の165,066円(非課税)が補助されます!
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今回、補助額の下限が5万なので、1店舗小規模サロン様でシンプルなプランで導入したい場合にも、非常にお得にIT設備投資できるかもしれません。
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SalonAnswer導入費用について、詳しくは⇨
製品サイトをご覧ください。
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②弊社製品はどんな申請の対象?
まず公式サイトの案内を抜粋します。
「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):中小企業・小規模事業者等のみなさまが導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの経費の一部を補助することで、インボイス対応も見据えた企業間取引のデジタル化を推進することを目的としています。」とのことです。
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美容室に合わせて簡単に説明すると…
『1店舗の小規模サロンから、20店舗前後の多店舗サロンでも、よほど大企業でなければ申請できます。クラウド型POSシステムを、レジ・決済業務を効率化するために導入する場合に申請できます。今後、インボイス対応も見据えて、色々な業務をデジタル化を進めてください。』
こんな感じですかね。
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一般的な美容室で、弊社のクラウド型POSシステム導入をご検討の場合は、基本的には申請可能と思っていただいて問題はありません。詳しくは個別にお問い合わせください。以下、IT導入補助金公式サイトの案内も抜粋しておきます。赤ワク内が、弊社製品への補助について説明されている部分です。
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③1店舗での基本POS導入パターン
上記①でも少し書きましたが、シンプルに基本POS機能を検討していて、一緒にパソコン・iPad・レシートプリンタを導入したい場合、以下の様になります。
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●ITツール(ソフトウェア)
初期費用13万+月額9,800円12ヶ月分
=247,600円(税別)の支払いに対して...
3/4の165,066円(非課税)を補助
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●ハードウェア
パソコン10万・iPad4万=14万
レシートプリンタ44,000円
計184,000円(税別)の支払いに対して…
1/2の92,000円(非課税)を補助
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◎総額431,600円(税別)支払いに対して…
総額257,066(非課税)が補助されます!
※基本POS月額については2年分も補助対象となりますが、先払いを1年分か2年分にするか?は、導入時の状況に応じて、別途ご相談の上でご検討ください。
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④1店舗でのオプションセットパターン
●ITツール(ソフトウェア)
基本POSシステム
初期費用13万+月額9,800円24ヶ月分
オプション(LINE連携&一元管理)
初期費用5万+月額17,800円12ヶ月分
=628,800円(税別)支払いに対して...
3/4の471,600円(非課税)を補助
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●ハードウェア
パソコン10万・iPad4万=14万
レシートプリンタ44,000円
計184,000円(税別)支払いに対して…
1/2の92,000円(非課税)を補助
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◎総額812,800円(税別)支払いに対して…
563,600円(非課税)が補助されます!
※上記では、基本POS月額について、2年分を補助対象として算出してみました。オプション月額の先払いについては、1年のみが補助の対象となります。
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⑤3店舗での基本&オプションパターン
上記④が3店舗になった場合です。
●ITツール(ソフトウェア)×3店舗
基本POSシステム
初期費用13万+月額9,800円24ヶ月分
オプション(LINE連携&一元管理)
初期費用5万+月額17,800円12ヶ月分
それぞれ全て3店舗分として、
さらに本部機能導入費用を追加して、
=1,990,400円(税別)支払いに対して...
まずは500,000円の補助になりますが、
それを越えた部分は2/3となるので…
計1,382,489円(非課税)を補助
(詳しい計算式はここでは省略します。)
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●ハードウェア×3店舗
パソコン10万・iPad4万=14万
レシートプリンタ44,000円
それぞれ全て3店舗分とすると…
計552,000円(税別)支払いに対して…
上限の200,000円(非課税)を補助
※補助率1/2より上限20万を適用。
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◎総額2,542,400円(税別)支払いに対して…
1,582,489円(非課税)が補助されます!
※基本POS月額先払い2年分で算出。端数は微調整しておりますので、実際の申請承認の場合とは数円の誤差が生じる場合があります。ちなみに、補助額上限は350万となっています。
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まとめ
今回は小規模サロン様にとっては、非常に高い補助率になっています。多店舗サロン様でも充分良い補助率ですが、ハードウェアの補助上限金額が決まっているので、台数が増えるほど補助率は下がるということになりますね。
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個人的には、新型コロナ騒ぎで昨年まで政府が出していた好条件が、今年は通常通りに戻ってしまうのでは?と心配していました。しかし、以前より良い条件が続いているのは、きっと国として、設備投資する企業も申請対象となる製品を提供する企業も、どちらもしっかりと支援し続けたいということなのでしょう。(個人的解釈です。)
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実際の申請には、行政の共通ID取得・決算書3期分・納税証明書・企業や個人の確認書類・申請マイページ開設と入力等、様々な準備と作業が必要です。私自身、ここ3年で30企業以上の申請をお手伝いしておりますので、気になることは何でもご相談ください。
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ちなみに、このIT導入補助金の制度が2017年からスタートして、弊社のような申請事業者がどんどん増えていきました。しかし、申請者の手続きに不備が多かったり、申請事業者の管理体制が不十分だったりということもあり、申請できる企業は絞られてきているようです。そういう中で、弊社は幸いにも申請事業者を続けられており、承認率も徐々に上がってきております。
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弊社製品の歴史は約26年。
私の美容業界歴は22年目。
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長く美容業界の皆様に支えられ、地道に積み重ねてきた実績が、国からも評価されているのでは?と感じております。長い活動によって得られた信頼を活かして、賢くお得なIT設備投資をお手伝いできるように、これからも着実に誠実に活動し続けていきます。
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