どうも田中優勝(まさかつ)です。誰それ?
と思ったら
→プロフィールへ!美容サロンの、IT経営サポーターと名乗っております。
まあカンタンに言うと色々やってるサロンポスレジ営業マンです。
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これまで、
今回は、メニュー・客数・客単価を設定して、その内容でどのように予約表を埋めていけば、実現できるのか?を考えてみます。
この妄想、せっかく書き始めたので、しっかりと完結していきます。
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2018年の土日祝日を休みにしたとしたら、営業日数は241日。
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時間単価¥7,000に設定した根拠は、今回の内容です。カット+ヘアケアメニューで60分¥7,000というサロンがあり、90%のお客様が何かしらのヘアケアを求めているとの設定。極端な言い方をすると「ヘアケア・髪をきれいにしたいと思うお客様だけに来ていただきたい!」というコンセプトのサロンです。
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そして、営業時間は9:00~18:00までの9時間ですが、スタイリスト1席として稼働率100%は現実的に厳しい。なので90%に設定。そうすると、損益シミュレーションでは年間約280万の黒字になりました!!
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稼働率90%って、かなり厳しいと思われそうです。それを今回は予約表でシミュレーションします。
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ではこちらの図をどうぞ!
スマホの方、小さいですよね…
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上の表の中にも詳細は書いていますが、稼働率90%に設定した場合の「1人のスタイリストの1日売上目標¥56,700」これを、設定したメニューで達成するための、客単価・必要客数を逆算しました。
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スタイリスト1人が、客単価¥9,450で、毎日6人の客数が必要。ということになります。わりと、ありそうな数字になってきました。
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そして、同時間の施術は3人までで。カット+ヘアケア(60分¥7,000)だけでなく、カットのみ(40分¥4,000)を希望というお客様もいるのではということを想定します。カラー(orパーマ)+ヘアケアの比率は、全体の50%維持を目指します。
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そんな感じで、予約表を埋めてみました。どうでしょう?お昼休憩も取れる。そんなに無理はしていない感じですね。ここで、稼働率90%と同じ売上になるための工夫として、同時間の施術3人までなら、2時間メニューの後ろ1時間などの重複はOKにしておけば、その時間は稼働率200%として考えてもよいので、空き時間を補えるということです。
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結果、
スタイリスト1人の1日売上¥57,000
2人で1日¥114,000!
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画像の下に書いた、1人1日売上目標
¥56,700以上で達成できました!
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まあ、あくまでシミュレーション(妄想)ですけどね。。。
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カット+ヘアケアが60分¥7,000とか、カット+カラー+ヘアケアが120分で¥14,000とか、そもそもそこに無理がある!値引きとかもあるでしょ!と言われそうですね。なので、それぞれ理想通りに100%はあり得ないので、稼働率も客単価もメニューも10%下げたりと、できない場合も想定しました。まあ、それでも妄想ですが。
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ただ「時間単価¥7,000」とは、こういうことで、実際にそういうメニュー構成のサロンもあります。その倍の料金設定にしている事例も聞いたことがあります。
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今までやっていることの概念を少し変えてみることも、こういう妄想から始まるのではないでしょうか?
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私は、サロン経営をしているわけではありません。しかし、全国各地で様々なサロンオーナー様に、様々な事例を見せていただいています。その中で、今までの在り方から「変えなきゃ!」とトライする方。「そうは言っても…」と現状維持の方。新規オープンの際に、周りと「一味違うぞ!」を目指す方。「だいたい近い感じ」で始める方。
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様々だと思いますが、個人店はその「個」を活かすべき時代で、その「個」を価値として感じてもらえるように努力・工夫が必要なのではないでしょうか?
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まあいくら妄想しても結局は「経営・集客」してみないとわかりません。この「土日祝日が休みの美容室」という発想にも賛否両論いただきましたが、サロンポスレジ屋の戯言、何かのお役に立てば幸いです。3回にわたり、おつきあいいただきありがとうございました。