「やっぱり、ここでの昔ながらのやり方があるからね~。」
と、今までの在り方に固執してしまう。そして「平均」を継続してしまう。(まあ、平均の中でさらに飛び抜けるって戦略もアリですが。)日本・地域の伝統、もちろん良い点もありますし、私も古き良き習慣は好きです。田舎育ちですから。しかし、本当に今までと同じですか?もう、5年経つと世の中の仕組みが変わるかも?と言われる時代です。やってきたことを分析し、成果を明確にしなければ「変化」に気づかないかもしれません。「現状」にいることは「安心」ではありますが「進化・成長」ではないのでは?
例えば「この地域はやっぱりポスティングなんですよ!」とか「ネットで検索するお客様とか来ないし、そもそもウチのことなんて見られないし!」って、本当に調べた結果なのでしょうか?自店の「価値」は、どんな場所であっても「スマホ」を通じて届けられる時代です!事前に知らせるからこそ、そこに「高い価値」を期待してくださるお客様もいて、高い対価をお支払いいただける。皆さんも、何でもスマホで探しませんか?
発信・分析、重要というか必須になりつつあるのかも?
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「確かに、よく聞くよね。そういうこと。でもやっぱウチはね。」
と、自店のやり方に固執してしまう。(まあ、自店のやり方で成長し続けているなら、こだわった方がよいですが。)そして、新しい「価値」を取り入れられない。過去の成功例って、大事にしたい人も多いと思います。自分にとって「歴史」みたいなものですから!でも、それは本当にお客様に「より高い価値」を伝えられているのでしょうか?「どうせ流行りでしょ?」「新しいモノにはすぐ飛びつくからね~。」確かに、一過性のものもあり飛びついて損したり、サービスとして継続できないこともあるかもしれません。でも、どんな技術もサービスも時代に応じて「進歩」します。それを「ウチのやり方があるから!」だけで目を向けないことの方が、きっともの凄く損をしています。まあ私も、頭の堅いタイプですから、意識して「美容業界に良いモノ」にアンテナを張れるようにしていますが、なかなか難しいです。
例えば「オーナーカット料金」とか「カット指名料金」を取り入れること。まあ、ずいぶん前からある仕組みですが、今までなかったサロンにとっては取り入れることは不安です。ただ、勇気を持って取り入れると「なんで、前からそうしなかったの?アナタのカットはもっと高くてもいいと思っていたわ!長くやってるんだし!」というお客様の声もありました。「ちょっと変わったことやってんな。」「あ、また流行りが出た!」だけじゃなく「流行っているものは、なぜ流行るんだろう?」という観点で見ていきたいですね。それは、お店の今までにない「価値」になったり、今までにない「伝え方」になるかもしれませんから。
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「今までのお客様に、今まで通りにやっていきたいからね~。」
と、お客様との過去の関係に固執してしまう。そして、お客様に「新しい価値」を提供できないし「伝えられない」かも?関係が長くなるほど、よくしてあげたい!もちろんそういう気持ちは大事!「常連様価格」などもよいでしょう。しかし、関係が長くなるほど信頼も生まれます。そして、お互いに年齢を重ねると、社会的地位も収入も変わります。ということは、美に投資できるお金も増えているかもしれないし、よりよいサービスを受け入れてくださる可能性も高いです。なのに「○○さんは、いつもカットで整えるんですよね~。」だけで終わるとか、もったいないのでは?非常に失礼な表現ですが、美容師さん、技術者さんとして、見た目を「若くありたい!」が、気持ちや姿勢が「若いだけ」になってしまっているのかも?そんなときは「もっとお支払いいただけるはずのお客様」との価値観のズレも生じてしまうかもしれませんね。そして、その提供できるはずのサービスが、通販やドラッグストアなどで消費されてしまう。
例えば「店販」とか、別にシャンプー・トリートメントなどだけじゃなくてもよいのでは?湯たんぽを販売している美容室もあるそうですから。そして、技術でも別に「キレイになれる」なら何でもいい!「健康」から美を創るなら、それにかかわるものでもいい!20代後半からおつきあいしているお客も、10年経てば30代後半ですから!「価値」を感じるモノも違いますし、何に「投資」するのか?も変わります。
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またまた長々と書きましたが・・・
トライ&エラーしていかなければ、現状に慣れてしまい、そこにいることで「安心」してしまいます。それは、自分にとっても、サービスを提供させていただくお客様にとっても、さらには一緒に働く仲間にとっても「慣れ」であり「停滞」になります。
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何だか、最後は「客単価」の話からそれた部分もありますが、昭和50年生まれの私、昭和のイナカ人間で古き良き時代も好きです。その気持ちを持ちつつも「変化・成長」は必要なわけで、自戒も込めてこんな感じで書かせていただきました。あ、最近インスタの更新頻度も増やしました。まだまだビジネスへの活用は見いだせていませんが、世間の波には乗っておかねば(笑)
客単価¥8,000前後の美容室が、これから危険な理由
最後の…
③「変化」を恐れて、トライできない。
でした。私もトライし続けなければ!
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年末に、間に合いました。慌ただしい時期に、ややこしいお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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さて、残すは2017年のまとめブログだけですかね?
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