どうも、田中優勝(まさかつ)です。誰それ?
という方
プロフィールを。美容サロンの皆様の
リピート集客サポーターと名乗っております。
カンタンに言うと、色々とやっている美容室・美容院・ヘアサロンのポスレジ(POSレジ)屋さんです。
。
2018.04.16「自力集客力アップ塾」@名古屋
第2部にゲスト講師でお話しいただいた、名古屋市千種区の美容室ルスリーのオーナー
原和己さん。
【略歴】
愛知県名古屋市にヘアサロンにコールドプレスジュースカフェを併設させ、美容と親和性の高いトレンド型のクロスセルモデルを展開。ヘアメニューだけに頼らない新時代のサロン運営による収益化を実践している。
正規雇用、業務委託、フリーランス、経営者と美容師として全カテゴリーを経験し、法人化、人事労務整備、助成金に精通する。
『ヘアサロンの働き方改革』を推奨し【人も利益も残すホワイト経営】を実現。美容室の法人化、スタッフ求人問題、離職率の低下、助成金の活用をメインテーマに多くの美容室経営者をサポートしている。
。
原さんの、この「ホワイト経営」という考え方、これは今後のサロン経営において重要な考え方のひとつではないでしょうか。ざっと書いていきます。
。
「ホワイト経営」という考え方に至った経緯は?
一般的に働き方がブラックと言われる業界で、逆のことをしてスタッフを雇用していこうと考えた。業務委託サロンへの勤務を経て(厳密には、勤務中に)起業・独立。コールドプレスジュースカウンターを併設するサロンでは、ホットペッパーを使わない集客から始まり、現在はスタッフ5人。雇用環境の充実しているサロンを運営。原さんは、13年間勤務していたサロンでは、1人で200~300万の月間売上を上げてきていたそうです。でも、その中で働き過ぎて「何をしているのかわからない。何のために働いているのか?」という想いが募るようになり「お金・時間・自由度が低い」という状況に疑問を感じはじめる。「美容師は、仕事できるようになったら辞めちゃう。」それでは経営の先が読めない。ポッと出の「センスある!才能ある!」美容師をたまたま採用出来たら、そのスタイリストの成長と一緒に会社が大きくなる。それではうまくいかないし、そのスタイリストが抜けた時の穴は大きい。
。
そこで「職人から職業へ」をテーマに、雇用環境のよりよいサロンを作ろうと考える。近年は「従業員を大切にする。」ということが、重要視されるようになってきているが、求人で大きなサロンと同じ土壌で、多大な求人広告費を使って戦っても敵わない。今いるスタッフさんにもっとよくなってもらって、自社の求人の広告塔になってほしい。
。
お客様に、今以上にステキになってもらって、それが評判になり紹介などでお客様が増えていく。そういう流れはスタッフでも同じこと。まさにCS(顧客満足)=ES(従業員満足)ですね。
。
これまでは、先生⇒オーナーでピラミッド型の経営が一般的。自分が売上を作れば何とかなる。という先の見えない体制では、組織の成長・拡大は図れない。なので、優秀なスタイリストの雇用条件を充実させることで、一緒に成長していける環境を作っていくという取り組みを進めています。
。
その雇用環境をざっと書きます。
30歳で年収400万が基準。手取りでざっと月28万~30万くらいになります。他、4カ月に1回の利益ベースでの賞与も支給。そのために、損益計算書もすべて見せている。社会保険・雇用保険・交通費全額支給。マンツーマンスタイルなので自分の予約をしっかりと取れているなら、それ以外の時間は基本的には自由。「今月、まあまあ売上も行ったから帰ってもイイよ。」という感じで、営業時間を気にせず家に帰ってもよい。
。
練習時間もナシ。完全週休二日。有給休暇あり。土日休みもOK(まだ業界では、土日休むと給与をマイナスされるなんてことも…)。年間休日が120日になるように計画中。行きたいセミナーがあれば、金額にもよるが基本的には全額支給。
。
他、ちょっとしたことですが、お店のドリンクもお店が負担。コンビニで1日150円のを買われるよりも全然よい。と、とにかくスタッフが快適に働ける環境をしっかり作っていくアイデアをどんどん考えられています。
。
*やっている行動が未来に直結しているのか?
これからも、今回の原さんのように、全国各地で開催予定のセミナーにてゲスト講師も募集中です!「我こそは!」というサロンオーナー様!または美容業界関係者様!ぜひコラボしましょう!そして、ご自身の美容業界への想い、一緒に広げていきましょう!