業種としては、美容サロン専門のポスレジ屋です。が、セミナー講師・営業マン・情報発信・経営サポート・コンサルティングなどなど、色々と活動しております。詳しくは
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『多様化・一本化』真逆の言葉ですが…
2020年の美容業界、これからますます『多様化』していきつつも、その中での『一本化』も重要。集客も、求人も、教育も、すべてにおいて。
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美容業界に限らず、様々な環境の変化がますます激しくなる中で、その変化への柔軟な対応も必要ですが、そういう激しい変化の中でも何らかの『芯』を持ち続けて行動することで結果を残す。
目新しいものが出てくると、どうしてもそちらに目移りしがちですが、その中でも本来のあるべき良さを忘れない。そんな姿勢が重要になっていくのではと感じています。
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まとめてみます。美容業界における…
①多様化とは?
②一本化とは?
③多様化の中での一本化とは?
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①多様化とは?
美容室の中で、ヘアメニューで新しいものを取り入れ続ける。カラーにしても、パーマにしても、ヘアケアにしても、ヘアに関する情報がとにかく多くて最新!ということを価値とする。そこに付随して、シャンプー・トリートメント・ホームケア等で店販商品にも力を入れている。
他、フェイシャル・ネイル・エステ等の美に関する部分を、すべて美容室で提供できると考えれば❝トータルビューティ❞などもそうでしょう。さらに、体の内部からも美を作ると考えれば、健康食品やサプリメントなどの物販も強化できる。
客層まで考えるなら、大人も子供もメンズもすべてに対応できて、どんなこともたくさん受け入れる!という多様性もあります。これらの❝多様化❞は、大型店・地域一番店・チェーン店・中心地立地店、等に向いている戦略ではと思います。仕組み・カタチが出来上がれば、きっと繁栄を継続していく勢いはつきやすいのではないでしょうか。
他、雇用形態を多様化するという考え方もありますが、1店舗では店内の雰囲気や働き方などの統一が難しく、数店舗を経営しているか、大型店でフロアを分けるようなやり方が必要ではないかと考えます。
集客面でも、きっと多様化が必要でしょう。ただし、この集客という部分に関して今の美容業界では、某R社の集客サイトの影響力が高く、多くの集客媒体を試すよりも、高いコストをかけることでスピードUPを目指す。というケースが増えているのではと思います。
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②一本化とは?
〇〇専門店!が代表的でしょう。カラー専門店や縮毛矯正専門店。近年では、髪質改善等のヘアケアを専門とする美容室が、高単価で経営効率がよいモデルとして注目されています。これらは、技術の習得においても範囲を絞りやすくなるので、教育面での効率もよいのでスタッフ成長スピードも速く、雇用の面でのメリットにもなります。やるべきことが明確で集中しやすく、それを求めるお客様もかなり絞られていて、小型店が効率よく成長モデルを作っていくのに向いているでしょう。
店販専門店という形態はほとんど見たことはありませんが、個人店で1人で技術100万・店販100万というようなモデル聞いたことがあります。これも、お客様をとことん絞って一本化しているからこそ成り立ち、小型店だからこその戦略でしょう。
シェアサロン・業務委託・1人マンツーマンサロン・等、技術面だけではなく、統一した経営業態で店舗を増やしていくのも、一本化と言えるでしょう。長く美容業界に関わってきて、シェアサロン・フリーランス・業務委託等の業態が一般的になってきたことは、近年の『暮らし方・働き方』を選ぶという文化が、多くの世代で当たり前になってきたからではと感じます。
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③多様化の中での一本化とは?
様々なことに取り組みつつ、自分のもっている『芯』や『信念』を持ち、進んでいく方針や、ビジネスとしての考え方などの根本的な部分は変えない。そして、徹底してやりぬく!という感じでしょうか。
仮に、幅広いサービス・幅広い客層対応に取り組むサロンなら、その姿・存在を徹底的に認知してもらえるようにする。そして、その幅広さを求めるお客様・スタッフと共に成長していくために、とことんやる!その、目新しさ・情報の多さ・幅広さという方向性は一本化する。まさに『多様化の中の一本化』です。
仮に、技術特化型サロンなら、サロンもスタッフもお客様も集客も働き方も、とことん絞って、とことんやる!でも、集客・求人に関しては、幅広い視野も持っておいて、新しい変化を敏感に察知して取り組むことも必要。これは『一本化の中での多様化』とも言えます。
シェアサロン・業務委託サロン等、働き方の❝一本化❞と言うことについては、私自身あまり詳しくなく、教育という面でも知らないことが多いので、ここではお伝えしないでおきます。
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というように、上記①②のどちらも、美容室の経営モデルとして当然あるべきカタチあり、これからも様々な業界の変化もあるでしょう。その変化の中でも、美容室というビジネスモデルにおいて不変であるべき『リピート・エリア・教育』がブレない。そして、自分の選んだ在り方を徹底する!ということが、これからまずます重要になるはず。
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どんなサービス、どんなお客様、どんな働き方を選ぶにしても、美容室には…
*新規から何度も来て年間単価が上がる!
*全国から多すぎるお客様は必要ない!
*スタッフの成長がサロンを支える!
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それを別の表現にすれば『リピート・エリア・教育』であり、私が美容業界に20年関わってきて、不変であると感じる3つのことです。(それについて書いた記事は
➩コチラへ)これが、私の感じている一本化への『軸』のひとつです。
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技術・サービス・お客様ニーズ等の、様々な変化に対応する多様化。
集客・求人等で、今までのやり方だけではなく幅広い視野で取り組む多様化。
その「何でもできる。学べる。」多様性を武器にした、雇用体制の一本化。
来てほしいお客様を絞り、そのためのサービスをとことん強化する一本化。
やるべきことを絞るからこそ教育スピードが高まり、離職を防ぐという一本化。
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こう並べてみると、反対に思える『多様化と一本化』が、バランスよく成り立つことが、サロンの繁栄を支える時代になるのではと、ますます感じてくるのではないでしょうか。抽象的かもしれませんが…
❝多様化❞と❝一本化❞
2020年の参考になれば幸いです。
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美容業界オンリー20年目に突入した営業マンとして、私の考える美容サロン繁栄の一本の軸は『リピート・エリア・教育』です。その軸をもちつつも、幅広い視野で『リピート・集客・求人』等の様々なことも学び続けて自分を多様化し、美容サロンの成長のヒントをご提供できる、ちょっと変わったポスレジ営業マンであり続けられるように、チャレンジを続けていきます。
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2020年は美容業界20年目。
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リピートビジネスとして、地域ビジネスとして、教育ビジネスとして、より効率よく繁栄・成長されることを願っております。。