業種としては、美容サロン専門のポスレジ屋です。が、セミナー講師・営業マン・情報発信・経営サポート・コンサルティングなどなど、色々と活動しております。詳しくは
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コロナウイルス感染拡大について。
きっと将来このことを振り返ることがあるはず。無ければそれはそれで良いことですが、振り返る必要があったら少しは役に立つこともあるのではないかと思うので、思いつくままに書き留めておきます。
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【目次】
①身近に感じ始めたこと。
②政府関連部門で❝お肉券❞を検討?
③外出自粛による美容室への影響
④メディアの偏った誤報も影響大?
⑤自分自身はどうするべきか?
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①身近に感じ始めたこと。
まず、リアルに影響を感じ始めたのは2月末頃ですね。まだまだ海外(主に中国)での出来事と言う印象でした。そこに、全国の学校への休校要請。他、各地でイベントの自粛も始まり、弊社は3月28日の全社会議を中止しました。この時、岡山県はまだ感染者0でしたが、弊社は東京・大阪・岡山・福岡に拠点があるため、全社員が岡山本社に集まることは、感染拡大のリスクも少なからずあるのでは?という考えからの判断でした。私も、常に西日本と東日本を行き来するワークスタイルですので、3月中旬を2週間リモートワーク中心に変更。幸いにも、この期間での営業数字ダウン等は無く、逆にリモートワーク・Webによるプレゼンや商談が有効であることは新たな発見の1つでした。(そのことについて書いた記事は
➩コチラになります。)
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現状、どうしても必要な案件に対しての出張はありますが、東京オフィスでも移動は最小限に抑えています。
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尚、休校に対しては賛否両論ありましたが、非常に早い国の決断は、結果的には良かったのかもしれません。ただ、各地域で対応は様々であり、授業時間内での生徒受け入れで自主学習を可能にする学校などは、非常に柔軟な対応と感じました。岡山県は、確かほぼ休校だったそうです。こういう部分は、常に『右習え!』を正しいとするのか?非常時こそ『今できることを!』と考えるのか?意見の分かれるところでしょう。個人的には『今できることを!』というスタンスです。
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同時に、休校によって学校施設を使えないことで、長男の所属するサッカーチームの活動も原則自粛となり、6年生は最後の1ヶ月の全ての大会が中止となり、練習もできない日々が続くことになりました。(我が家の長男は5年生です。)ただでさえ、学校に行けない日々で心身ともに健全とは言えない状況が続く中で、まだ感染者0人の状態で、いつまで活動自粛なのか?そんな想いもあり、時には少人数での自主練を行うこともあったようです。公園で集まり、そこから土手を走る等のトレーニングでも、子供達には充分なストレス解消につながったのではと思います。
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しかし、私生活の面ではこんな時に妻と性格が反対で良かったと、改めて感じました。私は完全に『何とかなるさ!』で生きています。妻は『何かあったらどうするの?』と考えられるタイプです。そこに、実家の母からも心配の連絡が入ってくると、さすがにいつも能天気な私でも、常にマスク着用と消毒を意識するようになり、今現在も感染リスクを極力避けるように行動できていると思います。身近な助言に感謝です。
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②政府関連部門で❝お肉券❞を検討?
今回の騒動に対して、私が仕事をさせてもらっている美容業界では、2月までは通常通りと言った様子でしたが、3月に入って徐々に影響が出始めました。3月初旬からは、自店の感染防止対策の告知等により、お客様の安全を守ると同時に、安心を伝えるということで予約キャンセルを防ぐという動きが見受けられるようになりました。そして3月中旬から、もし営業できなくなったら?という時のために『キャッシュ』を確保するという、最も重要な対策に取り組む方々が増えてきました。そんな中で・・・まさかの『お肉券』が検討される!
こんなツイートが溢れまくりました!
著名人も呟き・・・
一晩で、とんでもない拡散力と破壊力でした!さらに…
お魚券、お寿司券と、まぁ決定されたわけではないのですが、政府に関係する機関から案が出る時点で、かなり(悪い意味で)話題になってしまいましたね。
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ホント、政治家の皆様に「♯お肉券」という検索を教えてあげた方がいいのかな?と思いました。あ、でも「井」と間違えてしまうかも?(知ってる人は知っている。長州力さん、すいません。)と、Twitterネタはこの辺りで終わりにしておきます。
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私としては、美容業界にお世話になっている身として、美容室がこの状況で何ができるのか?を発信することで、何かお役に立てないか?そんなことを考えておりました。
実際にサロン経営をしているわけではないので、あくまで客観的な意見となってしまいますが、1つでも何かお役に立てればと思っての発信でした。
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③外出自粛による美容室への影響
そして、今週の関東での外出自粛要請を前に、いよいよ美容室の営業にも明らかな影響が見え始めます。予約しているお客様のみの対応、時短営業、一部スタッフの在宅業務等の動きが出てきました。こうなると『感染予防していますから、ご来店お待ちしております!』では無く、話題になったつぼ八の投稿のように
➩『今週末は来ないでください。』が正解なのかも?という考えにもなってきます。ただ、ここでも個人的にはまだ感染人数の少ない地域では、できる限り普通に経済を回してほしい。そんな思いでもあります。しかし、現実問題として本当にスタッフを休ませて、できる範囲での営業にするべきでは?という状況がいよいよ迫ってきている。そんな中で、以下の対策が検討されているという情報が!
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ホント、お肉券・お魚券・お寿司券の検討だけではなくて、少し安心しました。(と言っても、国民の反応や海外からの評価はどうなんでしょうね?)
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休業手当を出して、1人も解雇しなければ、最大9割を助成するという内容だそうです。これは、雇用調整助成金の特例中の特例だそうで、中小企業には朗報ですね!ざっくり言うと、仮に週末のキャンセルが多くて、アシスタントがいなくてもマンツーマン施術で対応できる状態なら、スタッフさんを休ませちゃって休業手当も出して、後で9割戻ってくるように申請しましょう。ってことですね。でも、この休業手当さえも出せないくらいキャッシュが無い場合は、さらに危険な状況になります!
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ちなみに、融資を申し込まれる場合は、正しく行動することがスムーズな承認につながるとのことです。とりあえずの上限金額での申請や、売上減少の根拠ナシに進めると、逆に融資機関を混乱させ、中小企業の審査が滞る可能性もあるそうですのでご注意ください。詳しくは、周りの専門家の皆様(税理士さん・社労士さん等)にご相談を。
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上記のような情報発信に積極的な、美容業界に詳しいお二人のSNSをリンク貼っておきます。
④メディアの偏った誤報も影響大?
そして…こんな報道まで!
先に言っておきますが、ホントに偏り過ぎた放送で、この『美容院』については本人も後でこのような趣旨で伝えていないと
➩自身のSNSで否定しています。
こうやって、名指しで業種を言われてしまうのは、本当に影響が大きくなってしまいますね。そして、この画像を拡散されやすいSNSで美容師さんが投稿しているのは、個人的には非常にマズいと思いました!いくら説明つけて『こんなこと言わないで!感染予防とか衛生面には気をつけてます!』と言っても、表面しか見ない人は画像のイメージしか見てくれません!ここは、その画像ではなく市長の投稿をシェアするのが良いのでは?又は、全スルーがよいと感じます。
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しかし、美容業界のみではなく、店舗サービス業ではこれからも影響は大きくなっていくと思われます。観光業もますます深刻になりそうです。これからは、政府の判断とメディアの情報発信に敏感になっておくこと、予想されるリスクを最大限回避できるように、より真剣に考えて行動するべきでしょう。
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⑤自分自身はどうするべきか?
最後に、私自身の行動について。
3月は2週間のリモートワーク中心の営業活動を取り入れてみました。幸いにも営業マンとして重要な『数字』については何とかなっています。そして、自分のみではなく他の私が関わるメンバーにも仕事を依頼することができ、動きを制限しつつも効率よく業務を進められたのではと思います。4月についてもある程度の見通しは立っているので、再度リモートワークも視野に入れて営業活動を進めていく予定を考えています。もちろん、交流会や飲み会は基本的には行かないようにする。これは、世の中・美容業界に感染を拡大させないためでもあるので、美容業界全体の業者においても同じように考えていただきたいと思っています。
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そして、美容業界への情報発信は、今まで以上に積極的に行います!特に、今回のコロナウイルス問題への対策について、より正確な情報をキャッチし、精査し、理解し、発信する。これが今、美容業界でお仕事をさせてもらっている者として、微力ながら発信者として少しでもお役に立てることになるはず。そう考えて、情報発信を続けていきます。
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最後に改めて意識すること。自分自身の意見もしっかりと伝えていきます。何でも、集めて切って取って伝書バト!では自分の成長につながらない。この事態を未来の自分のためのチャンスに変えられるか?そういう前向きな考えは失わずに、日々を過ごしていきます。なので、見方によっては『能天気』に見えることも発信するかもしれません。ピンチの中で未来のチャンスを見出すのは、よく言えば前向き、悪く言えば能天気でないと、考えつかないのでは?と思っていますのでご理解ください。今、もっとも自分の意見としてお伝えしたいのは『普通に回る経済は回してほしい!』ということですね。
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1人1人が、危機感を持って、自分を守り、身近な人を守り、身近な環境を守り、経済を守り、日本を守り、この事態を乗り越えていきましょう!!!
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