業種としては、美容サロン専門のポスレジ屋です。が、今は新型コロナウイル問題から、少しでも早く日常を取り戻せるように、美容業界に何らかのお役に立つ情報発信ができればと考えております。
コロナウイルス問題、今も好転していません。都市部での影響は非常に大きくなって(4月7日に非常事態宣言)おり、まだ感染者数が少ないと言われている地域でも、徐々に感染者数が増加しています。特効薬、確実な感染防止策、ウイルス死滅の方法などが発表されない今、この現状に対してできることと、今後のためにできることを考え、確実に前に進むための行動を続けなければいけないと感じています。
①融資・助成金・納税猶予等、お金の事
これについては、美容業界に詳しい税理士さんの知り合いが多くて良かったです!「融資・助成金・納税猶予」等について、色々と教えていただきました。
コロナウイルスの影響による売上減、その後の中長期的な回復が見込まれる場合、無担保・実質無利子(詳細は要確認)で融資が受けられる場合がある。ただし、根拠なく高額な融資額を申請することは、中小企業の審査に混乱を招き、融資されにくくなるので注意が必要。➩
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経営が悪化した企業が従業員を解雇するのを防ぐため、雇用調整助成金の拡充を盛り込む方針を固めた。休業手当に対する助成率を中小企業で5分の4、大企業は3分の2に引き上げた上、従業員を1人も解雇しない場合は最大で9割とする。大まかに言うと、予約キャンセルが多くてアシスタントを出勤させるほどでもない場合、休ませて休業手当を出せばその9割が後で助成される。ということ。➩
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新型コロナウイルス感染症の影響により、国税を一時に納付することができない場合、税務署に申請すれば、法令の要件を満たすことで、原則として1年以内の期間に限り、換価の猶予が認められる。
新型コロナの影響で、事業収入(売上)が前年同月比50%以上減少した事業者(幅広い業種)を対象として、個人事業主は上限 100万円、中小企業は上限200万円、の現金給付を検討。(現在はまだ申請できません。)給付金なので、返済の必要はありません。早くても給付は5月開始となる見込みだそうです。(4/8更新)
その他、随時新しい情報が出ています。4/11時点での弊社営業スタッフがまとめている資料がありますので、以下よりダウンロードしてご確認ください。
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お金のことですので、手間のかかる申請はもちろん必要です。あと、諸条件ありますので、詳しくはそれぞれのサイトをご確認ください。どうしても自分では不安と言う場合、地域によっては税理士さんや社労士さんをご紹介できます。ちなみに、ポスレジなどを導入している場合、年間売上などの資料はそのポスレジから印刷して提出されることをオススメします。これは、融資も納税猶予もそうですが、中小規模店でも『ちゃんと経営している。』という見方をしてくれるので、評価としてはプラスになるそうです。新規出店の時の銀行融資でも聞いたことがある話ですね。
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②感染防止策の告知等、お客様に向けて
『コロナ対策案内の例文ある?』
そんなご質問がいくつかありました。各サロン様にて、様々な感染予防策を実施されていると思いますが、それをお客様に知っていただくことで『不安』を少しでも取り除くことができます。私は美容サロン専門ポスレジ屋として、日々多くのサロン様に訪問しています。ですので、数軒のサロン様から最初に書いたような『例文ある?』という連絡がありました。こういう店舗として世の中に発信するオフィシャルな文章って、なかなか作る機会が無いので困りますよね。正しい文章なのか?どこまで書くべきなのか?悩んでしまいなかなか進まない。そんなこともあると思います。私も完璧な文章なんてわかりません。そんな時は、既に公開されている大手企業様の後悔されている内容を参考にしちゃいましょう!Googleで「コロナウイルス 対応 美容室」と検索してみてください。(あって欲しくは無いですが、臨時休業に関しては「美容室 コロナ 休業」で検索になります。)
既に公開されている文章が見つかります。そのまんまの文章で、やっていないことまで丸パクリはダメですよ!ですが、大手企業ほど文章の始まり方や終わり方などは、専門の正しい書き方をしているはずです。なので、かなり参考になります。お困りの際には、上記の検索で例文を探して、貴店に合った告知文を考えてみてください。そして、店内告知・ホームページ・ブログ・SNS等、すべてのお客様の目に留まるモノに告知しておきましょう!あ、色々と見ていて「マスク着用のままでの施術も可能です。」というご案内は、まだ少ないように思います。(できるところとできないところがあるんですかね?)なので、これも実施している場合は明記しておきたいですね。
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③今、ご予約いただいているお客様へ
既に今、この先にご予約いただいているお客様に対して、上記②で作成した告知は個別に行うべき!お客様とつながっているツールはありますか?
メール・SNS・LINE・電話・ショートメール・アプリ・ホトペなど、色々と「サロンの外にいるお客様」に関わることができるツールがあります。今の時代なら、むしろ電話以外の何かでつながっているお客様の割合の方が多いんじゃないでしょうか?。今回、私自身もほとんどのお客様に電話ではなく、メッセージで現在の状況による❝出張・訪問の制限❞等について説明させていただきました。これは、数年前から色々なスマホによるツナガリを作っていたことが非常に役立ちました。ある意味で『未来への投資』の活動ですね。
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ちなみに、上記の様にサロンに予約されているお客様には、大まかに言うと『感染予防の対策は万全です。しかし、お互いの健康が第一です。体調不良や外出は不安と思われるなら、予約日時を変更される方がよい場合もございます。そんな時は遠慮なくお知らせください。』というような内容を送ることになります。そうすると「来るつもりだったお客様まで、キャンセルされちゃうんじゃないの?」というご意見もいただきますが、キャンセルされる方はほぼいないそうです!逆に『そちらにも迷惑がかかるから、行ってよいのか?迷っていた。連絡してくれて安心しました。』という声が返ってくるそうです。(SNSの投稿やリアルなお話等で確認しました。)こんな時だからこそ、お客様との関係性がより深くなり信頼が高まるように、誠実な対応を心がけるべき!ということですね。これは、今できることでありつつも、未来のためでもあります!コロナ問題が落ち着いた後で、改めて常連さんに安心してご来店いただけることにもつながりますので。
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④将来、ご予約いただけそうなお客様へ
これは②をしっかりとしておくことで、多くのお客様の目に届けばよいですが、やはり漏れはあると思います。そんな時、サロンポスレジは非常に役立ちます!数年ご利用でしたら、お客様の来店サイクルを自動計算して『そろそろご来店されそうな方』をリストアップしてくれます!又は、ネット予約システム等のリマインダーでメールやプッシュ通知等があるはずです。それらのシステムの、通常は普通にご来店案内等に送る文章にも②に書いた内容を追記する。又は一言『当店のコロナウイルス感染防止策について』と書いて、それについて書いたブログのリンクを貼る。他、実施している対策を箇条書きにした1枚の用紙のようなイメージにして、画像として添付する。(状況が落ち着いたら、また文章の編集はしなければいけないですが…)
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これ、実はTwitter・インスタの、BotやAIを見ていて気づいたのですが、自動化された案内が非常時でも『通常通りの平常運転』で届くことって、かなり違和感あります!例えば『世の中もう終わりだ!』(極端ですが…)みたいなWebニュースやSNS投稿が続いている中で、自動広告で『今イチバン人気のお笑いコンテンツはコチラへ!』とか来たら…。何だコレ?って思っちゃいますよね。それか無視ですね。なので、未来の来店見込みのお客様に対しても、適したタイミングで適したご案内を送る。そういうことが、いつもご来店のお客様への安心感と信頼をより深めることにつながるはずです。世間の状況は回復したけど『最悪な状況の時には、何も気遣いが無かったのよね~。』なんて思う方もいらっしゃるかも?ちょっとしたことで、不満を防ぐ努力もしておきましょう!
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⑤スタッフへの対応について
売上減・休業でもスタッフの皆様を守りたい!給与は通常通り出してあげたい!そんなご意見をよく目にします。そんな中で①のお話はとでも重要です!でも、どうしてもオーナーとスタッフの温度差はあります。
➩参考tweet(ロックダウンした時でもスタッフに給料を払い続けられるように必死に資金調達する社長と…)まあ、私も20代の頃に『日本が大混乱してるから、今日から1週間会社は休みだ!』と言われたら、まだまだ重要な仕事を任されていない立場だと『ラッキー!遊ぼ!』とか思ったでしょう。で、ただ遊んでいるだけ(ホントはそういう時に努力すべきですが…)ならまだマシですが、SNSという現代のツールは、良くも悪くも、片手でボタン1つで、いつでもどこでも❝拡散❞されちゃいます!
他、休みだからという訳ではないですが、こんなツイートも…➩「カラーは剤はコロナをコロすのだ!」というストーリーでお別れしといた…
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オーナーとしては、感染防止策を実施して告知して、何とか金策して、営業時間が減ったり、休業になっても大丈夫なように、必死で動いている。そんな中でスタッフさんが、時間があるからと浅はかなSNS投稿をしたり、休み中にできる仕事・やるべき努力をしないで『遊ぶぜ!』とSNS投稿したり、挙句の果てには❝感染❞したりするともう最悪です!なので、スタッフの皆様にもしっかりと現状を伝えましょう。自分だけの問題ではなく、多くの人に迷惑をかけてしまうこと。これは、感染拡大の様子を色々と見ていると、リアルに感じてもらえるように説明できる事例は(残念ながら)多くあります。
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例えば私の地元❝岡山❞の例です。
(岡山と青森の1人目がコレでした…)
(クラスター感染で岡山4人目も…)
こういう時にTwitterはリアルなコメントもあり、叩かれる恐ろしさもよくわかります。それぞれ、スタッフさんの出身地で調べてみてもよいかもしれませんね。『コロナ 感染 〇〇県』とかで。(3/31にこちらの記事を投稿後、4/8現在は岡山県で14人目の感染者が出ています。)
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そして、今もまだ美容室での感染が報告されていないのは、本当に本当に非常に価値のある事なんです!(4/8現在、京都と大阪で美容室での感染が確認されました。もう、すぐ近くまで感染の危機は迫っています!)ここで、できるかぎり美容室での感染が少ない状態で乗り切れば、大きなチャンスにもなります!(一部、美容院に行くのは不要不急とかの報道がありましたが、それはそっとスルーしましょう。その後、4/7に政府が“美容院に通うことは制限することではない”と言ってくれましたね。)今後、他にインフルエンザなどが流行ることがあっても、美容室は衛生管理がしっかりとしていて比較的安全!と業界全体が評価される可能性が高いです。
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多くの人、周りの人、身近な人、さらに業界への影響もある。そういうことをしっかりと伝えて、他人事と考えずに『当事者意識』を持って、お店一丸となってコロナウイルス感染拡大と戦っていきましょう!
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これは、私自身が3月にリモートワークにトライして感じたことです。何だかんだで外回りの仕事って、不要不急の外出もしちゃってることが多いです。まあ、営業として顔を合わせて話すということが大事!と教わってきていますし、私のような40代中頃の世代は、お客様もそういう方が多いと勝手に思っていました。ところが、実際にビビりながら『早めにコロナ対策したいので、打合せをWeb会議で』とお伝えしたところ、全てのサロン様が快く応じてくださいました!なので、業者の立場としては『訪問』を重視している人も多いと思いますので、不要なら本当に『このご時世だから、無理に来ないでいいですよ!』とハッキリ言ってくださいね!
私、ふとしたお客様の雑談の『コロナ運び屋になっちゃいますね笑』という言葉が非常に響いたんです!冗談でもあり本気でもあるなと。こんな言い方をすると失礼かもしれませんが、おそらく私くらいの世代の営業さんって『顔出すが正義』って思っているので、来ないでと言われても『またまた~。オーナー優しいんだから!いやいや!私は、オーナーのためなら顔出しますよ!』なんて思っている人もいるかもしれません。でも、これは今は本当に『来なくてイイ!』事案です。(そこまで熱心で鈍感な人はいないかもしれませんが。)とにかく、本当に不要ならハッキリと『来なくてイイ!』と、ご遠慮なく言ってください!